2002/11/25
やっと書いたわ ラスベガスの日記
空港はテロの影響かどこも厳重な警備体制だった
金属探知器を通るとなぜか毎回ピーピー鳴り
丸い機械で体中点検された
そしてブラのところで必ずまたピーピー鳴った
私の3人分くらいありそうな黒人のおばちゃんは
胸を触ってみて
肩をすくめて「オー!ワイヤー入り!」と
同情の目で私を見た
私は微乳のため寄せて上げなければなりません
I HAVE TO・・?
飛行機に乗ってぐーぐー寝ていたら
パパが私を揺すって起こし
「今日は時差のせいで長いから、寝ときなさい」
と忠告してくれた
あ、ありがとうございます・・・・
マックでポテトを注文したら
もんのすごい量がやってきた
こんなに食べたら体にわるくないか?と思ったら
何の味もついていなかった
プラスマイナスゼロか?
長男と街を歩き、池のほとりで休憩していたら
おばあさんが話しかけてきた
変に間があいたので気まずくなり
池にいる鴨を指して「なんていうの?」と聞いてみた
せいぜいダックだろうと思ったら
おばあさんは生物学者だったのか
聞いたこともないながーい名前を教えてくれた
4〜5回言っても発音できずさんざん直され
YESと言ってもらった時には心底ほっとした
こういうのを生きた勉強って言うんだな
ううん、もう忘れちゃったけどね
長男とショッピングモールの中の遊園地に行き
4つ乗り物に乗れるチケットを買った
3Dメガネもずれるほど強烈なアトラクションが終わり
さ、次いこ、と思ったとたん次が始まった
そして、私たち椅子ごと振り回され続けた
メガネを直す暇さえ与えない
これがアメリカ!?
パパは仕事で朝からいなかったので
私は長男と二人きりで生まれて初めての外国を
歩き回らなければならなかった
タクシーに乗る時は、とっても怖かった ので
気持ちを奮い立たせるために
普段つけたことのない真っ赤な口紅を塗 ってから乗ったりした
でも、そうこうしているうちに
二人で出かけることにも慣れ
パパがいなくてもけっこう楽しめるようになってきた
・・・夫婦ってこうやって壊れていくんだな
パパの英語は勢いがあるし声もでかい
難点があるとしたら、相手に通じないことだけ
3人でタクシーに乗ったとき運転手さんが
「チャイニーズ?」と聞くとパパはきっぱり
「アイアムジャパン!」と答えた
「アメリカは初めて? 」と聞かれると
「マイハズバンド イズ ファースト」と答え
運転手さんの頭上に??が飛んだ
私が「どのくらいで着くかな」とつぶやくと
パパは機嫌良く
「テンミニッツ アゴー?」と尋ね
運転手さんはさすがに黙ってしまった
いきなり10分前?と聞かれた運転手さんは
歌麿の国の奥の深さに今日も悩み続けているに違いない
アメリカ最後の日
私たちを連れて行ってくださった方たちの
ミーティングにお邪魔し食事をごちそうになった
ある方が
「こっちで子供の服を買ったら、この服には
こちらの靴下が合いますが、いかかですか?と聞いてきた
うまいやりかただと思った」と 言われた
ほんとに勉強になった
「お客様、その空気入れには
この自転車が合いますが、いかがですか?」
以上
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